AKB48の49枚目のシングル（タイトル未定、8月発売）の楽曲を歌う選抜メンバーなどを決める『第9回AKB48選抜総選挙』（6月17日開票、沖縄・豊崎海浜公園 美らSUNビーチ）の投票速報が5月31日、東京・秋葉原のAKB48劇場で発表され、昨年95位だったNGT48の荻野由佳（18）が、速報得票数過去最多となる5万5061票で暫定1位発進。SKE48の松井珠理奈（20）は2位、前回女王のHKT48／STU48の指原莉乃（24）は3位、AKB48の渡辺麻友（23）は4位となった。
名前が発表されると、NGT48劇場はお祭り騒ぎとなり、荻野はしゃがみこんで絶叫。ひとしきり興奮すると力が抜けて立てなくなってしまい、両脇をメンバーに抱えられながら「ビックリして涙も出てこない…」と力なくコメントした。
荻野は1999年生まれ埼玉県出身。2014年にバイトAKBとして活動し、15年2月に契約が満了。同年5月の『第2回AKB48グループドラフト会議』でNGT48から2巡目で指名された。チームNIIIの副キャプテンを務める。
事前のインタビューでは「ライブを重ねるたびにNGTを好きになってくれてる人が増えていると実感。皆の好きなNGT48を全力で盛り上げるために、総選挙でもサプライズを」と語っていたとおりの番狂わせを実現した。
NGT48は選抜メンバーの5位に本間日陽（ほんまひなた・17）、7位に高倉萌香（16）、アンダーガールズの24位に山口真帆（21）、ネクストガールズの34位に西潟茉莉奈（21）がランクイン。以下、83位に中井りか（19）、89位に大野絢香（19）、92位に北原里英（25）も入るなど、今年4月のデビューの勢いをそのままに、大躍進を遂げた。
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